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 無頓着に壁端子を外すと大変な事に!


壁端子作業の注意点


[ 壁端子をさわる際の注意点 ]

 最近の家の建築方法によっては、埋め込みボックスを使用せずに、壁をくり貫いただけで、壁端子、電源 コンセントを取り付けています。石膏ボードにクロス張りの壁の場合は要注意です。

 壁端子を壁から外す時、ビスを緩め過ぎて不用意に抜いてしまわないよう注意が必要です。ボードをはさみ込んで 取付け枠を固定している金具を落としてしまって、作業が続けられなくなります。
 アンテナ端子とAC100(V)のコンセントが同居している場合は、感電事故及び短絡事故には 充分気をつける必要があります

 ご自分で作業される場合は、自己責任でお願いします。

壁穴の形状 最近のお住まいの内装は、石膏ボードの上にクロスを張っているものが多いようです。 写真は、壁端子を外した穴の様子です。穴だけで埋め込みボックスはありません。

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取付け枠のネジを外す カバーを外すと、取付け枠がむき出しになります。写真に見えている上下2本のビスを緩めて外す と、壁端子は壁から外れますが、この時、不用意に2本とも外さないで下さい。
ビス2本同時に外しますと、ボードを挟み込む為のボードの裏側の金具が落ちてしまい、壁端子の 再固定が出来なくなります。



取付け枠のネジを外す この写真で理解して頂けると思いますが、上側のビスは残してボードの裏側の金具ごと壁から 外すようにして下さい。

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取付け枠の他例 このような取付け枠もあります。このタイプは上下のビスは壁から取り外せる程度に緩めるだけで 、上下どちらのビスも抜いてしまってはいけませんL型の金具が壁の向こうに落ちてしまいます。

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 [ 壁端子の脱着 ]

 上記の説明は、壁端子の取付け枠を壁から外す時の注意点ですが、壁端子の固定されている様子を説明致します。

プレートを外す カバーは、はめ込んでいるだけですので小さいマイナスドライバーを隙間に差し込んで、つめを 折らないように注意しながらこじれば外れます。

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プレートを外す2 上下の小さいビスを緩める(ビスが外れるまで緩めなくてよい)とカバーの下側が取れます。 上記の上から2番目の写真の状態になります。

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パーツ取付け 大きめのマイナスドライバーのこじ方で、パーツ(壁端子単体)を固定したり、外したり出来ます。 取付け枠、カバーはホームセンターで手に入りますが、取付けサイズは共通に出来ているようです。

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ケーブル取り付け F接栓で同軸ケーブルを取り付けたところです。ボードの裏側の金具を上側のビスで連結し 壁穴のボードにはさみ込んで、壁に固定します。


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見本

 [ 壁端子を購入する時の注意 ]

 一見して、同じように見える壁端子(直列ユニット)には種類があります。
 [中継用][端末用][テレビ端子用] がありますが、アンテナ分配ページの概念図のように分配器の先に1端子だけ設ける場合はテレビ端子用を選んで下さい。

 参考例、マスプロ電工 [DSKT]電流カット型、 [DSKTD] 電流通過型
   写真に写っている壁端子は、マスプロ電工の[DSKTD]です。

 集合住宅にお住まいの場合で端子が破損した場合は、自分で交換しない方がよいと思います。管理事務所に連絡して指定業者に依頼して下さい。
 理由は、中継用の直列ユニットを使いますので、作業中は階下の部屋の全部のテレビが受信できなくなります。

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