2011年7月24日正午に、アナログ波が停止されました。
そしてテレビ環境は大きく変化していきます。
アナログ波停止から7年後の2018年12月から、テレビ放送は2Kのハイビジョンに加えて、高機能な4K・8Kという時代になりました。
ブラウン管テレビを修理していた時代の人間ですので、勉強して生きたいと思っています。
4K・8Kの時代とはいえ、なんと言っても基幹の放送は地上波デジタル放送です。
テレビをサービスする人、興味ある人のお役に立てばと思います。
アナログ波停止以後デジタル化されたテレビの変化は、目を見張るばかりです。
テレビの進化をリアルタイムで見てきた団塊の世代(厳密には外れる)です。2000年に初めてBSデジタル放送を見たときは映像の美しさに感動したものです
(まだブラウン管テレビでしたけれど)。
2003年になって液晶テレビも普及しはじめ、東京、名古屋、大阪から地上波デジタル放送が開始され、2011年7月にとうとうアナログ波が停止されてしまいました。
ケーブルテレビでは、2015年3月15日まで、デジアナ変換でアナログテレビでも視聴できるよう配慮されました。
気になる4K・8K放送
地上波デジタル放送を勉強するつもりで始めましたが2018年12月から4K・8Kの本放送
が始まったという事で無視できなくなりました。
以下は
総務省と放送サービス高度化推進協会
のホームページの概要の概要です。
- 4K本放送 : BS右・左旋円偏波と110度CS左旋円偏波で放送されています。
- 8K本放送 : BS左旋円偏波で放送されています(BS14Ch)。
- 4K・8Kの試験放送に使用していたBS-17とBS-7で4Kの6波(民放5波とNHK)が放送されています。これ等 は右旋円偏波ですので従来のBSアンテナがそのまま使えます。
- BS-7はスカパー!が使用していましたが、本放送が始まる前に BSチャンネルの再編が行われました。
- 現行の2K放送は、地上波デジタル放送、BS・110度CS放送で継続して行われています。
ケーブルテレビ利用のお家でも、右・左旋円偏波用のBS・110度CSアンテナを別途建てることにより、セットトップボックスなしでBS・110度CS放送が視聴
できます。
* BS-7、BS-17とは衛星の中継器(トランスポンダー)の番号の事です。BS-7チャンネル、BS-17チャンネルともいいます。放送チャンンルではありません。
参考BSデジタル
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最近のテレビ環境
基本的に、UHFアンテナとBS/110度CSアンテナがあれば地上デジタル放送と
BS2K・4K放送、及び有料ではありますが110度CS放送(スカパー!)、WOWOWを見る事ができます。レコーダーにも簡単に録画出来ます。
各部屋に分配もできます。
更にネット環境と対応テレビがあれば、ネットフリックス等のIPによる動画配信サービスを利用する事もできます(有料)。
ネット環境として光ケーブルが普及していますが、光回線だけでテレビを視聴するには、いろいろな制約が有ります。
・専門チャンネルだけで地デジ、BSは別の方法が必要である。
・パススルーで視聴できるのは地デジとBSだけである。または地デジだけである。
・ケーブルテレビと併用しないといけない。
・スカパーも同時に契約しないといけない。
申し込む時は充分調べる必要が有ります。
テレビ放送の受信は、自前のアンテナが一番シンプルで経済的と思っています。
現在販売されている4Kテレビは、4Kチューナーが内蔵されており、基本はパラボラアンテナでの受診です。
上の写真のUHFアンテナは 、ホームセンターで手に入れた八木アンテナの14素子です。2,500円位で売っていました
(同軸ケーブル、ポール、屋根馬、ステーは別です)。
ご自分でアンテナ工事をされる時は危険を伴いますので充分な注意が必要です、プロに頼みましょう。
パススルー方式とトランスモジュレーション方式
ケーブルテレビ局と契約されていて、複数のテレビを持っておられる場合、地デジはテレビのチャンネルで視聴できるが、BS、110度CS放送は専用の
ボックスが接続されているテレビでしか視聴できない。
これは、地デジはパススルー方式で、BS、110度CS放送はトランスモジュレーション方式で送られてきているからです。
この専用のボックスのことをセットトップボックスと言います。
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